京都:京都御苑

天気予報は雨の1日でしたが、傘もいらずに北陸を後にして京都に入りました。今回の旅の目的は2か所の「お墓参り」。京都に入ったのは16:00頃だったので、1か所だけお墓参りに行くことに。場所は「百万遍」、道路を挟んで京都大学がある地域です。
夕食を買って帰ろうとなって、ナビで近くのスーパーを探したら、丁度次の信号を右に曲がったところにジャスコがあったので駐車場に車を入れた時に、びっくりするくらいの豪雨。家に帰りつくと、全身ずぶ濡れ状態でした。

次の日の朝、御所へ散歩に出かけました。出かけたといっても歩いて5分くらいのところに家があるので、朝食のパンを買いついでの散歩です。
ですが、御所は広~いです。御所の内部の参観はできませんので通路となっている敷地の部分を散歩してきました。
御所は京都市の市中にありますが、木々が沢山茂って小川もあり、広々とした空間で街中にいるのを忘れさせる素晴らしい場所です。
御所と書いていますが、一般に歩ける区域は「京都御苑」で、許可願いをだして見学できる部分が「京都御所」となっています。


京都御所の全体マップです。南から入って中心まで行き引き返しました。



幕末の時代の御所マップ。現在公園になっている所は、公家屋敷だったんですね。

家の玄関前から撮影。突きあたりに御所が見えています。


丸太町通りに面した、「堺町御門」から入りました。ファミリーの一部が写っています。一人ズル寝しているのがいるんです。

九條邸跡の立て看板。


門を入った左に厳島神社の入り口 がありました。「池の辯財天」とあります。「辯」の文字は中の「言」が「リ」の「べん」でした。
ちなみに、私の信仰は辯財天を御本尊とする「辯天宗」(奈良県五条市)を信仰しています。 「辯天宗」の御宗祖も「池の中の辯天さん」から「天啓」を受けられましたので、ここの辯天さんにすごく興味がわきました。


九條池と拾翠亭


水が綺麗だったら・・・と、残念ながら灰色!でも京都市中でこの静寂さは素晴らしいです。


厳島神社の鳥居。広島の宮島も厳島。共通しているな~と思っていたら、下の写真の看板に書いてありました、「平清盛公ゆかり」。


宮島との共通点があったとは・・広島人としては嬉しいですね。


厳島神社にあった辯財天の絵 。左に「白蛇」がいますよね。白蛇さんは弁天さんの「お使い」といわれています。
白蛇さんが夢の中にでてきて、不思議な体験をされた方を知っています。そのような話は信仰していない人には理解できない話でしょうね。 なので詳しくは書きません。


遠くに「建礼門」が小さく見えます。この距離で京都御苑の半分が見えています。


御苑の中は全て「玉砂利」これが結構歩きにくいです。
草地との境目に砂利の無い部分があるので、そこを歩くのが良いかと思いながら真ん中をあるいています。


厳島神社から少し来た所に、この巨木がありました。

巨木の上半身は「毛むくじゃら」。枝から草が茂っています。


小川もあるんです。


これも巨木ですが、枝先が長~い!

赤茶色の木までありました。


森の雰囲気ですね


だんだんと中心部に近づいてます。


ここは「梅林」

「桃林」もあります。桜や紅葉もあり、四季を楽しめますね。


やっと、中心部に到着です。
塀の奥に「清所門」が見えます。御所への参観者の出入り口になっている門です。
いつも御苑しか歩かないので、御所内の見学をしてみたくなりました。



御所の南側にある「建礼門」


「建礼門」の左端にある「蛤御門」。この門は烏丸通りに面していて、京都市内の縦のメインストリートです。地下鉄で京都駅まで通じています。
「蛤御門」は幕末の動乱で、幕府と長州の戦があった「蛤御門の変」で有名です。興味ある方はWikipediaで調べてみてください。






建礼門から南側です。遠くにビルが見えています。
外来者の私にしてみれば、京都市内のビル群は「何故・・」と考えたくなります。
ヨーロッパでは旧市街と新市街を分けて保存している国が沢山あるのに残念だと思います。

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